ひさしぶりの更新、京都インテリアショップオーナーのDECO-TEです。
ずいぶんご無沙汰ですが、2016年最初の月はとーってものんびり過ごしました。いろんな仕事が待ち状態で、うれしいようなこわいような。なのでずっと行きたかったお客様の講座に参加したり、写真の撮り方を学んだり、ドラマティックな人生とはなんぞや、と国内外の映画をみたりしていました。
そんななかでお店の準備もしていたわけですが、たぶんあと一歩の状態まできております。
イメージはインテリアコーディネーターDECO-TEのテーマである「ドラマティックに生きるための部屋づくり」を実現してくれる様な家具や雑貨のセレクトショップです。雰囲気のあるアンティークやヴィンテージと、価格が手頃でナイスルッキングのあたらしい商品をミックスします。
これはDECO-TEが強力プッシュしたい、ぐうたら3点セット。届いたその日からお部屋の主役になってくれるようなパーソナルソファ、本やリモコン、ワインを置くためのサイドテーブル、(シェードがありませんが)テーブルランプ。社会に果敢に立ち向かう女性に、家で思う存分癒され、はげまされるためのインテリアの提案です。
見た目だけではなく、ここでどんな風に過ごすか、どんなグラスが置いてあるといいのか、なにをしまいたいのか、そんな具体的な女性の姿を思い浮かべながらアイテムを吟味しています.
もちろんネットショップもあわせてたちあがる予定です。
びくびくしながら、でもそろそろ覚悟が決まってきました!やりますよー!
応援宜しくお願い致します!
あけましておめでとうございます!
ことしもみなさんのおへやにたくさんのHAPPYが訪れますように。
新年もDECO-TEをどうぞよろしくおねがいいたします。
昨日わたしの実家(鵠沼)から帰省し今日からぼちぼちとDECO-TEはじめています。
実家ではとてもかわいらしいヴィンテージを買い納め。
FENTON社のピックホルダーです。とてもきれいなブルー、ユーモラスな形、ちょっとロックなホブネイル(表面の鋲のようなぼつぼつのこと)。ツボです。FENTONのガラスは今後インテリアショップDECO-TEで販売していきたいな、と思っています。ピックホルダー(楊枝いれ)なんですが、キャンドルホルダーとしてつかうことができます♪
こちらも同じくFENTONのキャンドルホルダー、上部に穴があいていてろうそくを入れておくことができます。アンバー、グリーンがありましたが、さわやかなグリーンを買いました。
右に写ってるブルーのグラスも買いました。金の星がきらめいていて素敵です。
インテリアショップ開店に向けて、自分がほしいものを少しずつ買い集めております。毎日のくらしをドラマチックにするための、DECO-TEのセレクトです。
今年はどんな方と、どんな出会いがあるんでしょうか。いまからわくわくしています。
今年もDECO-TEをどうぞよろしくおねがいいたします!
おはようございます。インテリアコーディネーターDECO-TEです。
ようやくサイトの環境が整ってきて、これからどんどんインテリア情報をお伝えしていくことができます。うれしい!
さて今日は、私がインテリアコーディネーターの仕事でとっても大切にしているもの、ショールームへの同行についてお話しします。
DECO-TEのインテリアコーディネートサービスについては、今のところ関西のお客様(と、一部東京)に限定させていただいています。やはり一度は現状を自分の目で見て確認し採寸したい、というのが大きな理由ですが、もうひとつお客様と直にしゃべる中でコミュニケーションを密にとっていきたいという想いからです。
京都のHさまとダイニングテーブルをみてきました♪
もう2ヶ月も経ってしまいましたが、10月末に行ったHさまとの家具探し。小さいお子さんもいるのに、朝から5件の家具屋さんにおつきあい頂きました。もちろんそれまでにお互いにイメージを固め、こちらでも何点かイメージにあうものをセレクトしておきます。加えて家具屋さんにお願いして、倉庫から希望の商品をショールームに出しておいてもらう等もして準備します。
そうやって準備して一緒に家具屋さんへ行った時に、本当にたくさんの濃いお話をお客様から聞くことができるんです。お客様の中でもお部屋のイメージが少しずつできているので、たくさんある家具の中から見るべき家具がわかります。また「これいいなー!」という気軽な感想から、私もお客様の好みをより正確に把握できるようになってきます。
写真でおすわりになっているセブンチェア、Hさまご夫婦はその座り心地にとても感動されていました。セブンチェアは薄い板を重ねた積層合板を体にあわせて立体的に曲げてあります。そのため優しく体に添い、寄りかかった時に押し返してくれるバネの様な背もたれになっています。そうやって実際の座り心地を体感してもらいながら、いろんなお話をしてお客様が決めやすいようにお部屋全体を考えていきます。
今回は少し時間をかけてお部屋をつくって行く予定で、まず決めたのがカーテンとこちらの椅子。天童木工のハイバックチェアです。
こちらも曲げ木でつくられとても軽い椅子ですが、張り地のクッションがとてもしっかりしていて、包み込まれる様な座り心地です。こちらは即決!ご夫婦ともに気に入った椅子が見つかって本当によかった。打合せの最初の段階で、リビングはパーソナルチェアにしぼろうという結論にいたりました。お部屋の形状からソファを置くと少し窮屈に感じられ、また今の生活スタイルからソファは必要ないようでした。そのため家具巡りの日はとにかくたくさんのパーソナルチェアに座って頂き、サイズや形状の違いからくる座り心地の違いを体感して頂きました。無事に「理想の一脚」に巡り会えて一安心。
というわけで、DECO-TEのインテリアはお客様と一緒につくっていくスタイルです。つくりたいイメージがはっきりしない、というお客様もぜひお気軽にご相談ください。一緒にああでもない、こうでもない、と考えていきましょう。
昨日大掃除が少しすすんで、ちょっとほっとしています。あとは年賀状!それではみなさんごきげんよう。
アメリのバスルーム、なんともかわいらしい化粧鏡です♪
バスルームは、アメリの家で唯一赤じゃないお部屋。
パイン材などでつくられるカントリースタイルの家具に、
白い塗り壁やタイルでガーリーなスタイル。
家具のサイズもばらばらでこまごましたものが置いてあるのに、
とても居心地の良さそうなバスルーム。
女子の憧れですねー♥
「決めすぎない」がキーワード
『アメリ』っぽくするコツは
「きめすぎない」ことがキーワードのような気がしています。
逆に「きめてる」部屋はというと、
インテリアコーディネーターがつくったモデルルームのようなお部屋。
いわゆる「完成されたお部屋」です。
一方アメリのお部屋はというと、
子供の頃に使っていた化粧鏡だったり(←勝手なイメージです)、
実家からもってきた棚だったり(←勝手なイメージです)、
ゴミ捨て場で拾ったテーブルだったり(←勝手なイメージです)、
いろんな年代の、いろんな価格帯のものがミックスされています。
そんな寄せ集め感が居心地のよさの秘訣。
「完成を目指さない、きめすぎないインテリア」
「寄せ集めのごちゃごちゃが醸し出してくれる、居心地の良さ」
DECO-TEはそんなアメリのお部屋を見習って、
「散らかっている方が絵になるインテリア」を目指しています♪
イメージではとても落ち着いた、ちょっとくすんだ赤。
最初はアースカラーといった、土やレンガに含まれているような赤を思い描いていました。ところが実際にそうした赤ばかり並べてみると、落ち着きすぎちゃう。アメリの可愛さや若さがでてません。
アメリのお部屋はランプがわずかなので、全体がかなり沈んでみえますが、使っている赤はおそらく結構明るい赤なんじゃないかと思い直しました。そうして選んだのが、こちらのお色。
African Dance by ROOMBLOOM
そして私のアトリエは、アメリを意識して全面に赤をペイントしてみました。しっかりした赤ですが、これをアクセントウォールとして1面に塗ってもアメリにはなりません。やはりこの色は勇気をだして全面+天井に塗るのがおすすめ!
ちなみにこちらは神戸のお客様のトイレです。やはり全面+天井にAfrican Danceを塗らせていただきました。黒いフクロウ、クロネコ、スノードームなど、とってもファンタジックなトイレ!いい具合に「小部屋」感が強調されて、大好きなトイレです♪
こちらの色を使ってみたい方は、ぜひROOMBLOOMかDECO-TEにお問い合わせください。
『アメリ』はインテリアが素敵な映画として、
筆頭にあげられる映画です。
この映画のインテリアはどうして、
これほどまでに私達を惹きつけるんでしょうか。
映画『アメリ』のインテリアについて
アメリの部屋は、彼女の魅力をそのままあらわしています。
空想好きな女の子のお部屋は、まさに「マイワールド」!
おとぎの国みたいで素敵!というのももちろんあるんだけど、
なかなかにハードな世の中をアメリが生き抜いていくために勇気づけ、
応援してくれているようなお部屋です。
誰もがそんなお部屋がほしい!
だからこそこんなに人気があるんだな、と思っています。
インテリアコーディネーターとして、
ひとりでも多くの頑張ってる女性にこんなお部屋をお届けしたい!
そんな想いを抱いた、DECO-TEにとって原点とも言える映画です。
映画の解説はほかのサイトに任せて、
一つ一つのアイテムをゆっくり解説してみました。
【映画『アメリ』のインテリア解説】
「旅するドワーフ」
「赤いカーテン」
「赤いソファ」
「スパンコール・カーテン」
「寝室のカーテンは?」
「アメリみたいな赤い壁紙 どこで手に入る?」
「色で遊ぶ」
「ドラマティックなお部屋 -照明編」
「アメリ流、クッションの選び方」
「『アメリ』っぽくするコツは?」
「真っ赤なカーペット」
「グリーンのテレビ」
「赤い壁紙 -1 トイレ編」
「赤い壁紙 -2 寝室編」
「赤い壁紙 -3 リビング編」
「赤い壁紙 -4 玄関編」
「アメリの赤はどんな赤?」
「アメリのお部屋をつくるにはいくらかかるの?」
moooiの美しい照明レイモンド
おはようございます!京都のインテリアコーディネーターDECO-TEです。
お仕事がとりあえず一段落し、きたる年末にむけていろんなことを整理したい衝動につきうごかされています。
まずは「あたらしいホームページ見にくいよ」と友達にいわれて1年半放っておいたホームページを、プチリニューアルしてみました。
http://www.deco-te.com
こういうのは、いかに私自身の頭が整理されているかがすごく反映されます。ちゃんとテンプレートがあるのに不思議ですが、自分がのせたい情報をどこに配置するのかわかってないと、そのごちゃごちゃ感がそのままホームページにでてきちゃうんです。でもまあまあ整理できました。まだまだ改善すべきところも、ご紹介できていない実例もあるので、きちんとしたかたちに整えていきます。
さらにごちゃごちゃだったG-mailと、訳が分からなくなって放置していたEvernoteも整理し、来年のお仕事のしやすさをちゃくちゃくと整えています。情報整理は一度howto本を読まなくちゃだめですね。大きな箱を準備して、タグ付けで細かく分けるというのは、サイト作成にも家の収納にも当てはまります。
毎日動いているのに、まだまだやらなくちゃいけないことがある(泣)さすが師走、侮れません。
それではみなさん、ごきげんよう!今後とも更新、楽しみにしていてくださいね。
みなさん、おはようございます!京都のインテリアショップDECO-TEです。
久しぶりの更新、おかげさまで忙しく働いていました。今回は久しぶりのリフォームとインテリアコーディネート提案までさせていただけるということで気合いをいれて取り組みました。かなりの量の資料を短期間で準備しなくてはならず、図面書いて、ショールームに行って、見積つくって、打合せして…とめまぐるしい日々でした。でもこれができたらかっこいいぜ!というなかなか楽しみな内容になっています♪
普段はインテリアコーディネーターとして、色や素材感、サイズなどを吟味していますが、リフォームの図面をかくという作業はまた違った楽しみがあります。図面は「かく」というより、「かきながら作る」感じです。頭の中で空間(立体)をイメージしながら、それぞれの図面に必要な情報を書き込んでいきます。平面図、断面図、展開図、電気設備図など、かけばかくほど部屋のイメージが具体的にみえてきます。これが楽しい!というか、気持ちいい!
最近はお客様のインテリアへのこだわりが高まっていて、知り合いの工務店さんに頼んだけどデザインは建築家やインテリアコーディネーターにしてほしいというご要望をいただいたりします。今回もそんな案件。普通に間取りを考えるのではなく、お客様が好きなインテリア、部屋の見せ方や人の動きをイメージしながら工務店さんに指示を与えられる、そんな橋渡し的な役割が求められています。
ちなみにこちらはCassina ixc.のショールームです。ほんと、目のほよー♥と浮かれてる場合じゃないけど、やっぱり素敵でした。
今インテリアは全体的にグレイッシュトーンであふれています。名作といわれる家具をグレイッシュカラーにかえることでものすごく今っぽい、とても洗練された表情に生まれかわります。奥にあるVico Magistrettiのマラルンガソファも最高級のやわらかいグレートーンのレザーではられていました。こちらのシリーズは現品限りでセールとなっている様なので、買う予定がおありの方は大阪ショールームへGO!
これもかっこいいでしょーーー!赤と緑をあわせることでいきいきとしたエネルギーを感じるのに、あくまでも大人な雰囲気なのはこの色のうまさでしょうか。黒い革にクロムメッキが有名だったコルビジェのLC2も、ファブリックやカラーフレームでカジュアルな印象(値段はカジュアルじゃないけどねー)。やっぱり色って奥が深い。無限に世界が広がって行きます。
これはSITEという名のベッド。
全体のバランスがとてもきれいで、ヘッドボードの丸みを帯びたカーブも、浮遊感も、どれもパーフェクト。ヘッドボードの張り地が選べるのもうれしい。いいなー、こんなベッドが欲しいです。
というわけで、今日は目の保養デー。きれいなものは(たとえ買えなくても)いいですねー。それでは業務に戻ります!今年もあと一年。仕事も、掃除も、年賀状も、忘年会も、乗り切って行きましょう!
カッシーナ・イクスシー https://www.cassina-ixc.jp/index.html
大阪ショールームへのアクセスは こちら
DECO-TEでは、カッシーナの家具を使ったコーディネートも行っております。
→ ご相談はこちらから
ERCOL社のダイニングテーブル、マーガレット・ハウエルにて(本文とは関係ありません)
こんにちは、DECO-TEです。
突然ですが、わたくしとてもびびり(関西弁で臆病なこと)です。お仕事の話があると自分の能力は足りてるかとびくびくし、実際にお仕事が始まるとお客様に最適な商品を提案できるか、工事や家具の注文に間違いがないか、なにか問題が起きるんじゃないか…、とにかくずーっとびくびくしています。そうやって半信半疑でお引き渡し当日までを過ごし、最後にお客様から笑顔をいただいてはじめて、大丈夫だったんだ!と一瞬安心します。
そんな底知れぬ不安も、人生41年生きてきてようやく対処法がわかってきました。それは頭の整理、不安の可視化。普段はスマホでスケジュール管理をしてますが、自分の手で予定を書き、やるべきことをリストアップし、ひとつひとつ消していくと少しずつ不安が減っていきます。そうやっていたら、これって家の片づけと一緒だよねーと思いました。
インテリアコーディネーターは収納もやってくれるか?
人に「仕事はインテリアコーディネーターです」というと、「うちは収納に困っていて…。そういうのもやってくれるんですか?」とよく聞かれます。またペイントレッスンのアンケートではなんと、男性のお客様1人をのぞいてすべての方が収納に困っているという驚愕の集計結果となっています。みなさん、お困りなんですねー。
結論からいうと「収納できます」。「人間工学的に体に負担のない家事動線」は大切で、そのために物や家具の寸法を覚えておくことも大切です(試験に出ます)。またなんといってもみなさん困っているので、収納の本も結構読みました.本屋さんにいくとものすごい量の収納の本がありますが、大切なことは大体同じ様な気がします。
・ものを減らす。
・すべてのものに住所をつける(元に戻す)
・グループをつくって、ラベリング(可視化)する
・仕切りや収納用品を使って、全体が見渡せるように。
収納に一番大切なのは?
そうやっていろいろ読んで、実践もしてみて思うんですが、整理、片づけ、収納に一番大事なのって技術やノウハウじゃないんです。だってみんなどうにかしたいと思っていて本を買ったり、ネットで調べたり、お片づけサービスに頼んだりしてます。でも満足できない人が多くいる。ダイエットと一緒で「ここまで痩せたから終わり」というのではなく、ずーっっと続くものなんです。
だから思うんですが、収納のゴールは「きれいに片付いた部屋」ではなく、「ちょっとがんばった自分」や「ちょっと片付けた自分」であるべきなんじゃないかと。古いタオルをまとめて雑巾にしたり、ごちゃごちゃの本棚を1段だけきれいにすると、とっても気持ちが休まります。そういうセラピーだと思えばいいんじゃないかな、と思うんです。
そういうことをちゃんといわないで、ひたすら物のないきれいな家ばかりみせるのは、本が売れなくなり、収納にまつわるビジネスが成り立たなくなるからじゃないかと、ひそかに思っています。
というわけで宣言!DECO-TEは収納サービスはやりません!
いや、相談にはのりますよ。でもDECO-TEとして送りたいメッセージは、すっきり物が片付いたなにもないお部屋ではなく、「散らかっているのが絵になるお部屋」です。完璧にはできないし、ものもついつい出しっぱなしにしちゃうけど、時々がんばってるでしょ?それでいいじゃん。そうやっていって、許してくれるようなやさしいお部屋をつくりたいです。
ものすごい考えた記事なんですが、結論みじかい…。でも明後日の出張にむけ、準備します。みなさん、ハッピーウィーケン!