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2014-12-03

【自分でできるインテリアコーディネート】なにからはじめたらいいでしょうか?

おはようございます。
京都のインテリアショップオーナーの松本です。
って、まだオープンしてませんが、今どんなお店にするか思案中。
もし実現すれば、とってもユニークなお店になるであろうプランを夢見ているところです。

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<先日1/8ビルで行われたイベントで撮った、素敵なお店>

今日はお部屋のイメージづくりについて書きたいと思います。

ファッションもそうですが、上達のこつは「真似すること」
どんな風にしたいのか、たくさんの写真をみて決めていきましょう。

 

 

 そもそも自分がなにが好きか、どういう風にしたいかわからない

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インテリアショップにいったり、雑誌を見たりすると
「いいなー」とか「こんな風にしたいなー」と思うのに、
いざ自分のお部屋となると、どうしたいのか、よくわからない。

何もないゼロからのスタートなので、とっかかりがないのかもしれません。

以前、絵画や芸術が「わからない」とおっしゃる方が多いとテレビでやっていました。
そういう方に「どれか一枚の絵を自分で買って家に飾るんだ」と考えてもらうと、
見方がかわるし、俄然面白くなってくるとおっしゃってました。

「選択する」という行為が加わることで、
自分と無関係だったアートが、自分の感情との接点をみつけようという気持ちの動きにつながるんだと思います。

インテリアでもこれはおすすめで、
「この部屋をどうにかしたい」と思った時は、
まず「どんな風にしたいのか」写真を選んでみることをお勧めします。

 

 

大きな紙を自分の好きなもので埋め尽くす

私のようなインテリアコーディネーターや建築家に、
「こうしてください!」と頼める様な写真を何枚か選んでみてください。

このとき1枚の写真である必要はなく、
椅子はこんなのが好き、お部屋のイメージはこんな感じ、とばらばらで構いません。

また「その写真のどこがいいとおもってるのか」をきちんと意識しておくことも大切です。
「窓から光がたくさんはいった感じが気持ち良さそう」なのか、
「グリーンがたくさんあって、癒されそう」なのか、
あるいは「全体の色合いが好き」など、
どの部分があなたの気持ちに響いたのか、そこをクリアにしてください。

S邸LDイメージ

私はインテリアとは関係ない写真でも貼っちゃいます。
写真は「モロッコ」や「砂漠」をイメージして、お客様に提案したボードです。
こんなインテリアテーマをみつけると、もの選びがとても楽になります。

 

 

自分のお部屋の家具も一緒に並べてみましょう

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ポイントは「同じ紙面上に並べておく」ということ。

よく家具を買う時に「自分のお部屋にあうかどうかわからない」とおっしゃる方がいますが、
こんな時は手持ちの家具を写真にとって、プリントアウトしたものを、理想のイメージの横に並べてみましょう。

写真で並べれば、デザインや色など一目瞭然です。

ぜーんぜんあわない!なにが間違ってるの?

並べてみたら全然あわない、ちぐはぐな感じがする。
でもなにが間違ってるかわからない。

そんなときは、たいせつなものだけ残して、どけてみましょう。

ACTUS京都店ショールーム

ACTUS京都店ショールーム

インテリアショップのショールームなどをみると分かりますが、
調和がとれているコーディネートは、色も形も、そんなに多くは使っていません。
ばらばらになってしまったら、大切なもの以外は一度どけて、
そこへあわせていくことを心がけてください。

 

バーチャルでできるから安心できる

インテリアコーディネーターというへやづくりのプロでも、
お部屋をつくるためにさまざまな「想像」をしています。
パースを描いたり、プレゼンボードをつくったり、模型をつくったり…

頭の中の完成図をお客様にみせる、という目的ももちろんありますが、
私たちはその作業をすることでつくりあげていっている、という部分もあります。

きまった形に落とし込むことで、みえてなかった部分がみえてきたりするのです。

だからぜひ、
お部屋をつくるときはまず「バーチャル」な方法で、楽しんでみてください。
プロ並みのお部屋づくりができると思います!

 

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