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2020-09-18

『アメリ』のお部屋をつくるにはいくらかかるの?

先日、とあるカーテンやさんでアメリのインテリアについて話をしました。

彼のお店にも「アメリのような部屋にしたい」というお客様がくるそうです。

でもそれらの多くは20代から30代の若い女性。

お店で扱う、インポートの生地を使えば可能かもしれないけれども、

若い人の予算にあわせようとすると「なんちゃってアメリ」になっちゃう。

そこがムズカシイ、と話しておられました。

引用元:IMDb

私がこんなブログを始めたのも、ひとつにはそれがありました。

輸入ファブリックを扱うカーテン屋さんで働く中で、色や柄が日本のものとは全く違うインポートの生地や壁紙の魅力をもっとみなさんに紹介したい!

これさえあれば、憧れの映画のようなインテリアが実現できるよ、とお伝えしたい!

でもいかんせん、値段が高すぎるんですよね(泣)

アメリのように、自分の居場所を好きなもので飾り付けていくといった体験は、精神的にも経済的にも余裕のある50代ではなく、若い人たちにこそ必要だと思います。

もちろん若いからこそのチープシックや、アイディア満載のお部屋も楽しいけれども、もうちょっと選択肢があってもいいんじゃないかな、と。

だからできるだけ自分の金銭感覚を出発点に、シネマスタイルを実現する方法を模索しています。

DECO-TEのアトリエ
アメリの部屋をイメージした、DECO-TEのアトリエ

アメリのお部屋の場合、ひとつの回答がペイントです。

自分のお部屋を、自分が好きな色で塗る。

それはアメリの様に、自分を鼓舞してくれるようなお部屋を欲している若い女性にとって、素晴らしい体験だと思っています。

壁につかったペイントはこちら → ROOMBLOOM 暮らしの事例集 No.032

でも多くの場合、日本の賃貸では壁の塗り替えが難しい、という現実もありますよね。

道のりは険しい…

そう、模索中なので、このブログもとてもゆっくり。

でも諦めずに、探し続けてみたいと思っています。

※このブログは2010年10月5日に書いたものに加筆修正しました。

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コメント1件

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