「柄もの」初心者さんにもおすすめ!ウィリアム・モリス
引用元:マナ・トレーディング
海外のインテリアの中でも、特に日本との違いを見せつけられるのが
柄(パターン)の豊富さです。
クラシックな柄から幾何学模様、だまし絵のような絵画的なものまで、さまざまな柄が手に入ります。
それらはカーテン、壁紙、ラグ、クッションなどあらゆるものに使うことができ、ファッション用語で今風にいえば「柄on柄コーデ(柄物に違う柄物を合わせること」も自由自在です。
目次
150年以上も人々を魅了し続けている、ウィリアム・モリスのデザイン
そんな中、150年以上の歴史をもち、今なお愛され、使われているのがウィリアム・モリスのパターン。
壁紙、テキスタイル、挿絵などのデザインも手掛けているので詳しい数はわかりませんが、『ウィリアム・モリス クラシカルで美しいパターンとデザイン』という本の中だけでも250点が収録されています。
本の表紙にもなっている「Strawberry Thief イチゴドロボウ」という生地は、1883年デザインのモリスの代表作。素材違い、色違いでファブリックも壁紙もあり、先日マナ・トレーディングさんからベルベット生地の新作も発表されました。
引用元:マナ・トレーディング
深い色合い、多様な柄と色が立体的に重なり合う美しさ、自然がもつ造形の素晴らしさ!
そんな絵画のような美しいパターンが、インテリアで使えるのです。
密度の濃い柄ですが、使っているカラーパレットが秀逸で、
お部屋への馴染み度がとても高いパターン。
とにかく一度手にとってみてみてほしい!
虜になります。
海外のインテリアでも大人気です
Pinterestでも「william morris interior」と検索すると、素敵な写真がいっぱい出てくるので、ぜひ見てみてくださいね。
モリスのデザインはバリエーションがとっても多くて、
素材によっては手に届く価格帯、というのが、
結構重要なポイント。
海外で若い世代も使っているのは、そんな理由もあるのかな、と思っています。
日本で購入する場合は…
日本でも、たくさんのモリスデザインが手に入ります。
お近くのカーテン屋さん(※取り扱いがあるか要確認)か、全国6箇所にショールームをもつマナ・トレーディングさんなどで、実物が見られます(今は予約が必要です)。
マナ・トレーディングのショールームは こちら
MORRIS&Co.の特設サイトは こちら
ちなみにマナ・トレーディングの他に、川島織物でファブリックを、リリカラで壁紙を扱っています。それぞれ、マナさんとは全く違う製法で作られているので、両方を比べてお好みを選ぶのがいいかと思います。
DECO-TEでコーディネートさせていただいた実例
撮影:沼田俊之
DECO-TEでご提案させていただいた「ROOM no.46 落ち着きと華やかさをあわせもつ、京都のエクレクティックスタイル」でも、ウィリアム・モリスの壁紙を採用していただきました。
「Pimpernel」というデザイン、風に吹かれた大輪の花が鏡面対照に描かれた、
とてもダイナミックかつ繊細なパターンです。
“Pimpernel”は辞書で調べると「ルリハコベ」、
画像検索してみると大輪とは似ても似つかない花が出てきます。
実はこのパターン、小花の方の名前だったんです!
主役、そっち!?とびっくりした話、余談ですけど…。
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