【京都】ロックなリビングとクラシックエレガントな青の寝室リフォーム
京都市に住む女性から、寝室とリビングのインテリアコーディネートをご依頼いただきました。
目次
BEFORE:せっかくの広いお部屋に見せ場がありませんでした
BEFORE:リビング BEFORE:寝室(予定)
二間続きのお部屋でしたが一部屋でも十分な広さで、一室はほぼ使われてない様な状態でした。家具は同じテイストでそろえられていましたが、好みが変わってきているのと、見せたい場所がはっきりしないために視線が定まりません。
ご要望は…
- 寝室は『ゴシップガール』のブレアのお部屋のような、ブルーの壁
- 今お持ちのベッドの他、ドレッサーや大きな鏡がほしい。
- リビングにはシェーンボーデンのアートを飾り、それにあうイメージにしてほしい
- ソファは革張り、センターテーブルはアンティーク風のトランクを置きたい
ご予算もはっきりとイメージできない、とのことだったので、まずはたたき台で全体のイメージと予算を共有させていただき、納期のかかるもの(ソファとカーテン)から決めていくことにしました。
AFTER:大人版ブレアの寝室ができあがりました

寝室はブルーの壁を主役に、クラシックエレガントといった雰囲気で仕上げました。ブルーを際立たせるために使う色味を徹底的にしぼり、濃い色(黒や焦げ茶)でひきしめることで大人の女性らしさが感じられるお部屋になりました。

瀟洒なクリスタルシャンデリア、メタリックな糸を織り込んだレースカーテンなど、色のない中でも光をとりこむ素材を多く使うことで、日中の表情も美しい寝室を心がけました。


もちろん夜もきれいです。メインシャンデリア、ベースのダウンライト、ベッドサイドランプ、ドレッサーのクリスタルテーブルランプと5種類の照明をつかうことで、とても立体的なお部屋に仕上がりました。
AFTER:リビングの主役はもちろん!

はい、シェーンボーデンのアートが主役です。部屋づくりの途中で絵を購入され、それ以降はかかっている『VOGUE』の色使いやモチーフをばりばり意識してつくっていきました。
ソファとトランクのイメージは決まっていたので、その他のセレクトで「男っぽく」なりすぎないよう気をつけています。
またお部屋に入った時の見え方を考慮し、家具の配置をすこし変えました。疲れて家に帰ってきて最初に目にするのはテレビではなく、やはり自分が大好きなものであるべきです。

以前(BEFORE写真参照)はカーテンを背にテレビが置かれていましたが、お部屋の反対側(入口側)へ移動。こんなちょっとした配置換えで、お部屋の見せ場をしっかりとつくりこむことができます。

無地ですが、抜群の存在感と癒しを与えてくれるファブリック。肌触りがそれはそれは気持ちよく、意味なく触る人続出です(笑)シルクのような肌触りの白いレースをあわせることで、とてもさっぱりした高級感がでています。私の中でのイメージは、高級感があるんだけどデニムともあうカジュアルさ、それがマスタード色なんです。なんでデニムかって?だってほら、ロックだから。
ドラマティックなお部屋づくり
毎度思うのですが、やっぱりお部屋ってこんなにも個性がだせるんだと実感させられました。私はあまりファッションは詳しくありませんが、以前からびびっときた雑誌の切り抜き等は捨てずに残しています。今回お客様に最初にお会いした時から、提案書にコラージュしたいのはそうして集めたファッション雑誌の切り抜きばかり。またカーテンも「ファッション性が高い」といわれるChristian fishbacher。自然にというか、当然の結果というか、お客様が大好きな世界ができあがっていました。
ご要望のスタートもドラマ「ゴシップガール」でしたが、できたものもドラマティック!ちゃんとお客様が主役のお部屋になりました。
女性はいつでもドラマみたいにどきどき、わくわくしたいし、自分よりちょっと上の憧れの自分をみていたいですよね。今回のお部屋をお客様と一緒につくりながら、いつしか私の中での部屋づくりのテーマがはっきりとしたように感じます。
今回も素敵な出会いから、オンリーワンのお部屋ができあがりました。Tさま、ありがとうございました!
写真撮影:沼田俊之 ペイント:ROOMBLOOM
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