おしゃれな部屋で垢抜ける!その作り方とポイント
お部屋のインテリア、ひとつひとつこだわって買っているのにいまいちおしゃれにならないという方、多いのではないでしょうか。実は全体がまとまっていることと、おしゃれであることはちょっと違います。だから目指すべきは「垢抜けインテリア」!教科書通りのインテリアを脱却して、ヒトクセもフタクセもあるインテリアを目指してみませんか。
目次
モデルルームみたいなお部屋目指していませんか?
ラグジュアリーな垢抜けインテリア、でも誰もが目指せる訳ではありません

「モデルルームみたい!」褒め言葉でよく使います。ゴージャスでありながら品があり、落ち着いたお部屋を見た時にいいたくなりますね。写真のようなお部屋、確かに素敵で憧れる気持ちはよくわかります。
モデルルームが目指すのは高級感や調和を感じさせること
このお部屋が素敵にみえる理由のひとつは、上質な家具や素材にあります。
ファッションでも品質のいいものは、全体として非常に洗練されてみえます。インテリアも同じ。いいものはファブリックの素材感や色合い、デザインの美しさ、座り心地などひとつひとつが際立っているので決して凡庸にはなりません。
まずは「あわせること」から自由になってみる
モデルルームの基本はブラウンベースか、グレーベースで落ち着いた色調で作られています。濃い色の分量を多くすると大人っぽく高級感のあるインテリアに、明るい色の分量を多くして都会的、あるいは若々しい印象をつくることもあります。
コーディネーターがお客様からよく聞かれる「これ、あいますか?」という質問。洋服もそうですが、全体のバランスがとれていることは大切なことですよね。でもそれに囚われすぎた結果、変じゃないけど特別感もなくなってしまうことがあるように思います。
目指したい方向性から考えてみましょう

なにより最初にやっておきたいのは、全体の完成イメージをもつこと。「これとこれがあうかどうか」といった細かい問題は一旦置いて、自分がどんな雰囲気の部屋をつくりたいのかといった大きなイメージを決めましょう。
おすすめはキーワードを設定すること。写真のお部屋はアートを主役にして作ったリビング。アートがもつ世界観をインテリアでも表現しました。「アート」「ファッション」「ロックテイスト」を感じながら、「ゆっくり映画を見られる」場所づくりを目指しました。
垢抜けインテリアをつくるための3つのアイディア
①あなたにとっての宝物、お部屋にありますか?

「どこにでもあるようなお部屋」から「自分らしいお部屋」に垢抜けるには、自分にとっての宝物を探すのがおすすめ。お部屋づくりではそこに住む人が「うれしい!」「この部屋が一番好き!」と思えることがなにより重要です。
「宝物」はアートでもいいし、コレクションでもいい。私はアンティークが好きなので、アンティークがひとつあるだけで顔がほころびます。お部屋はそんな「宝物」の魅力を最大限に引き出すことを目標に。まわりはそれにあわせて作っていきます。
②失敗をおそれず!成功例をさがしてみよう♪

お客様はよく「失敗がこわい」といわれます。特に今まで見たことがないような濃い色や派手な柄をみたとき、あるいは家族と趣味があわず異なるスタイルの家具を置かなくちゃいけないときに困ってしまうようです。
そんな時はぜひインターネットで画像検索してみてください。Pinterestを見ると、インテリアを自由に楽しんでいる事例がたくさん見られるのでパワーを貰います。①で設定したキーワードでインスピレーションをもらうのもいいし、色や室名、気に入った壁紙や家具の商品名などで検索するのも楽しいですよ。
③1カ所を徹底的に作り込んでみる
部屋に入った時あるいはソファに座った時に自然と目がいく場所をイン テリアではフォーカルポイントといい、そこをどうみせるかで部屋の仕上がりがかわってきます。まずは玄関のニッチやチェストの上、本棚の一部など小さな場所を徹底的に飾り付けてみましょう。
それができたら部屋のコーナーなどもう少し広く、最終的にお部屋全体の見た目を考えていきます。そうした「お気に入りポイント」が増えていくことで、お部屋がどんどん変わっていきます。
コツ・ポイント
いかがでしたか。きちんとまとまっているお利口なお部屋から抜け出すことはむずかしく感じますが、一方でそこからが面白さでもあると思っています。
自分にとってのスペシャルをたくさんもったお部屋にすること!これこそが「垢抜けインテリア」への近道です。毎日がしあわせになる、わたしだけのお部屋を目指しましょう♪
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