DECO-TEに「収納や片づけ」を頼めますか?
こんにちは、DECO-TEです。
突然ですが、わたくしとてもびびり(関西弁で臆病なこと)です。お仕事の話があると自分の能力は足りてるかとびくびくし、実際にお仕事が始まるとお客様に最適な商品を提案できるか、工事や家具の注文に間違いがないか、なにか問題が起きるんじゃないか…、とにかくずーっとびくびくしています。そうやって半信半疑でお引き渡し当日までを過ごし、最後にお客様から笑顔をいただいてはじめて、大丈夫だったんだ!と一瞬安心します。
そんな底知れぬ不安も、人生41年生きてきてようやく対処法がわかってきました。それは頭の整理、不安の可視化。普段はスマホでスケジュール管理をしてますが、自分の手で予定を書き、やるべきことをリストアップし、ひとつひとつ消していくと少しずつ不安が減っていきます。そうやっていたら、これって家の片づけと一緒だよねーと思いました。
人に「仕事はインテリアコーディネーターです」というと、「うちは収納に困っていて…。そういうのもやってくれるんですか?」とよく聞かれます。またペイントレッスンのアンケートではなんと、男性のお客様1人をのぞいてすべての方が収納に困っているという驚愕の集計結果となっています。みなさん、お困りなんですねー。
結論からいうと「収納できます」。「人間工学的に体に負担のない家事動線」は大切で、そのために物や家具の寸法を覚えておくことも大切です(試験に出ます)。またなんといってもみなさん困っているので、収納の本も結構読みました.本屋さんにいくとものすごい量の収納の本がありますが、大切なことは大体同じ様な気がします。
・ものを減らす。
・すべてのものに住所をつける(元に戻す)
・グループをつくって、ラベリング(可視化)する
・仕切りや収納用品を使って、全体が見渡せるように。
そうやっていろいろ読んで、実践もしてみて思うんですが、整理、片づけ、収納に一番大事なのって技術やノウハウじゃないんです。だってみんなどうにかしたいと思っていて本を買ったり、ネットで調べたり、お片づけサービスに頼んだりしてます。でも満足できない人が多くいる。ダイエットと一緒で「ここまで痩せたから終わり」というのではなく、ずーっっと続くものなんです。
だから思うんですが、収納のゴールは「きれいに片付いた部屋」ではなく、「ちょっとがんばった自分」や「ちょっと片付けた自分」であるべきなんじゃないかと。古いタオルをまとめて雑巾にしたり、ごちゃごちゃの本棚を1段だけきれいにすると、とっても気持ちが休まります。そういうセラピーだと思えばいいんじゃないかな、と思うんです。
そういうことをちゃんといわないで、ひたすら物のないきれいな家ばかりみせるのは、本が売れなくなり、収納にまつわるビジネスが成り立たなくなるからじゃないかと、ひそかに思っています。
いや、相談にはのりますよ。でもDECO-TEとして送りたいメッセージは、すっきり物が片付いたなにもないお部屋ではなく、「散らかっているのが絵になるお部屋」です。完璧にはできないし、ものもついつい出しっぱなしにしちゃうけど、時々がんばってるでしょ?それでいいじゃん。そうやっていって、許してくれるようなやさしいお部屋をつくりたいです。
ものすごい考えた記事なんですが、結論みじかい…。でも明後日の出張にむけ、準備します。みなさん、ハッピーウィーケン!
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