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2016-05-11

お店ってライブ感なんだ!

こんにちは、京都のインテリアコーディネーター兼インテリアショップDECO-TEデス。

さいきんの毎日の楽しみは、amazonビデオで借りた映画やドラマをちょっとずつみること。そして今はまっているのがこちら。

小林薫かっこいいー!前から大好きな俳優さんです。こんな色気のある大将のいるお店なら毎晩でも通っちゃいます.

のれんには「めしや」としかありませんが、常連さんはみんな「深夜食堂」とよんでいます。
場所は歌舞伎町、営業時間は深夜12時から朝の7時ごろまで。
メニューは豚汁定食とお酒のみ。
あとはお客さんのリクエストに「できるもんならつくるよ」という営業方針。

あまりみたことない俳優さんたちが、むっちゃいい味だしてます。 テレビにはあまりでないけど、名優さんばかりでしょう。

場所柄ストリッパーやおかまバーのママやら、ちょっとわけありのお客さんばかり。そんなお客さんたちのわけありのメニューを、顔に古傷のあるわけありな大将がつくってくれるわけです。職業はわけありだけど悩みはもちろんとてもシンプルなことで、リクエストもウィンナーとか猫まんまとか普通すぎるごはんなんだけど、それぞれが大事で一生懸命な人生。そういうのが丁寧に描かれいます。

で、今日もお昼食べながら続きをみよう!とわくわくしていたら、突然がらっとお客様が入ってきました。
ドアを閉めているのにお客さんが入ってきてくれたことははじめてだったので、あまりにもびっくりして「いらっしゃいませ」が3秒遅れてしまいました。

男性のお客様はとってもおしゃれで、きいてみたらデザイン関係のお仕事をされている方でした。
商品をほめてくれたばかりでなく、「お店のたたずまいがとってもいいですね」とうれしいお言葉をいただきました。
「また来ます」とも! なによりうれしいお言葉です。

その後ももうひとり、男性の方がいらっしゃっていろいろおしゃべり。
手の力が弱くなってきたので、うすいタオルがほしかった、と lana をご購入いただきました。そんな要望があるなんて知らなかった。

そんな風にお客様とお話できて、なるほど、お店にはこんな楽しみがあるんだ!と知りました。
「深夜食堂」の大将も、おいしいものを食べてほしい、とか、自分が生活するためにご飯つくってる、とかより、いろんなお客さんとの一期一会がすきなんだろうなーとしみじみ感じました。

「雑貨屋さん」はオンラインショップがメインになる、なんてどこかの本で読んだけど、いやいや。やっぱりお客さんとの出会いこそ、お店の醍醐味なんですね。

今日はちょっと寒い京都です。
ではまたー。

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